イエーガーファルコ | |
(原案 / 海洋芽鷹 ) (イラスト / RIBON-Y ) | |
分類 | 魚類・硬骨魚綱・スズキ目・サバ科 |
---|---|
生息年代 | 2億年後 |
生息地域 | 地球海 |
全長 | 2M |
翼開長 | 4M |
現在から2億年後、マグロが空に住処を代え、繁栄した。 それが、このイエーガーファルコである。 翼開長は4mにもなるが、骨の中は空洞で、大きさの割に体重は軽い。 また、猛禽類と同じ様なクチバシ状の口となり、頭部も小さく軽量となっている。 臀ビレは羽とツメを有する強靱な脚に進化した。 尾ビレ上葉も水平に変型し、揚力を獲得した安定板となっている。 また、主翼となる胸ビレの下に、 スカイフィッシュスクイッド 、ストライク・イーグル、 フランカーも持つ生体エンジンを有する。 これは腹ビレの骨が変型したモノと考えられている。 構造はストライク・イーグルの生体エンジンに酷似している模様。 体は空気抵抗を最小限におさえた流線形なので、 高空からの急降下による最高速度はストライク・イーグルに匹敵するが、 フランカーの様に低速度での安定飛行は出来ない。 生体エンジンの燃料は、身体の脂肪分である。 全身に油がのっており、その味は日本人好みで美味である。 狩りの方法は、長大な暖流から生じる上昇気流で高度6千メートルまで上昇。 優れた視力で獲物を定め、急降下。 身体を窄めて流線形体型を保ち、生体ジェットで音速まで加速する。 獲物を捕らえる寸前で後ろ脚の羽根と尾ビレをダイブブレーキとして減速。 後ろ脚のツメで捕捉し、丸呑みにする。 肺呼吸になり、エラは不要であるが、 口を開けたまま高速飛行を行うと胃に空気がたまって破裂する恐れがあるため、 エラ穴は空気を逃がす穴として残っていた。 海岸近くの、切り立ったガケをねぐらとしており、 頑丈なクチバシで、穴を掘って巣を作る。 巨大台風が発生すると、巣に避難する。 また、子育ては雄と雌で一緒に育てる。 現在の猛禽類とほぼ同じ育て方だが、餌が豊富であるため、子殺しは起きない。 卵生で、卵を平均約2個産む。 天敵はストライク・イーグル。 また、両生類人は、その高い帰巣本能に着目し、伝書鳩として利用している。 (解説 / 海洋芽鷹 ) |
★このページは「古世界の住人」の一部です。
検索などで来られた方は トップページへどうぞ。