テトラポドフィス  学名(Tetrapodophis amplectus

分類
Classification
爬虫類・有鱗目
Reptilia, Squamata,
生息年代
Fossil range
白亜紀前期
Early Cretaceous
生息地域
Habitat
南アメリカ(ブラジル)
North America (Canada)
全長
白亜紀初期1億2000万年前のゴンドワナ大陸の熱帯林に生息していたと
見られるヘビの祖先で、大きな獲物を呑み込むための牙状の歯と柔軟なアゴを
もつなどヘビの典型的な特徴をもっているものの、トカゲのように4本の足が
退化せずに残っていました。4本の足は移動のために使われるのではなく、
獲物をつかむため、交尾中にその相手をつかむために使われたと考えられています。
ヘビの起源についてはおおよそ1億年前に ドリコサウルスパキラキスなど、
その祖先か初期のヘビがヨーロッパの海だった場所から化石が多く発見され、
ヘビの海起源説が言われていましたが、本種の発見でヘビの起源が地上で
あったことも考えられています。日本でも1億3000万年前の地層から
地上に生活したヘビの祖先ドリコサウルス類の カガナイアスが発見されています。

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