カガナイアス
 学名(Kaganaias hakusanensis ) 

分類 爬虫類・双弓亜綱・有鱗目・ドリコサウルス科
生息年代 白亜紀前期
生息地域 日本(淡水域)
全長 40〜50cm
石川県白山市桑島の手取層群(1億3000万年前)から
発見されたヘビの祖先といわれるドリコサウルス類の新種です。
川辺の湿地帯などを長い体をくねらせて這い歩く、または
肋骨の骨密度が高いことと胴体が上下に高いことから川の中を
泳いでいたともいわれています。
9900万年前のヨーロッパに浅海に生息していたという
アドリオサウルスに近縁で、これまでドリコサウルス類、
大型海生爬虫類の モササウルス類 パキラキスというヘビ類の最古の
化石が白亜紀後期のヨーロッパから見つかっていたことから
ヘビの起源はヨーロッパにあると考えられましたが、
本種の発見により、そのヘビの起源は白亜紀前期のアジア、
そして海ではなく陸生だったという可能性も出てきました。

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