タビネズミ(レミング属)
学名(Lemmus lemmus ) 英名(Lemming) 

分類
Classification
哺乳類・ネズミ目・キヌゲネズミ科
Mammalia, Rodentia, Cricetidae
生息地域
Habitat
北極とその周辺のツンドラ地帯
Arctic circle
体長 Body length 7〜15cm
草食のネズミで食欲旺盛です。草や木の枝など1日に自分の体重の1,5倍もの
エサを食べます。北極圏の厳しい冬を過ごしますが、冬眠はせず、雪の中に穴を
堀り、その巣穴に蓄えたエサを食べてやり過ごします。
またレミングは3〜4年周期で個体数が大幅に増減することでよく知られており、
生息数が大増加したときは他の土地へ集団移動します。この際、多くのレミングが
海や川に落ちて溺れてしまい、この行動は種として存続するための個体数調整に
よる集団自殺と最近まで考えられていました。しかし、この集団自殺はは単なる事故
であり、集団移動は個体同士の縄張りが重なるためのストレスでおこす行動とも
いわれています。また大増殖の後の生息数激減は天敵の ホッキョクギツネ
シロフクロウによる捕食やレミングの大増殖にともなうエサ不足によるものと
考えられています。


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