メガマスタックス  学名(Megamastax amblyodus

分類
Classification
硬骨魚類・肉鰭亜綱
Osteichthyes, Sarcopterygii
生息年代
Fossil range
シルル紀
Silurian
生息地域
Habitat
海(中国)
Sea(China)
全長 1m
中国のシルル紀の地層から化石が発見されました。化石は下アゴの一部ですが、
その大きさは13cmで、全体で1mに達する大型魚だと見られています。
当時のシルル紀ではクリマチウスアンドレオレピスなど魚類が初めて
「アゴ」を獲得した時代で、これが捕食などの強力な武器となり、後の時代の
デボン紀では ダンクレオステウスなど強力な捕食者が現れ、魚類は海洋生態系
での支配的なグループになりました。
しかし、それよりも早くにこのメガマスタックスはアゴをもち、シルル紀の魚類では
今まで知られていなかったメートル級の大型魚であることから魚類の先駆的な強食者
であったといわれています。




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