フクロオオカミ
 学名(Thylacinus cynocephalus ) 英名(Thylacine ) 中国名(袋狼)

分類 哺乳類・有袋目・フクロネコ亜目・フクロオオカミ科
生息年代 第四紀(1960年絶滅)
生息地域 オーストラリア、ニューギニア
体長 100〜130cm

別名「タスマニアオオカミ」と呼ばれ、背中に縞模様が
あることから「タスマニアタイガー」とも呼ばれています。
単独またはつがいで行動し、夜行性の動物です。
有袋類の中ではオオカミのニッチ(生態的地位)にあると
いわれ、小型哺乳類を捕食していました。
5000年以上前にアジアから人間がイヌをオーストラリアに
持ち込み、そのイヌが野生化した ディンゴに駆逐され、
その後もイギリスの開拓者がやってきて、開拓者の家畜を
襲われたために銃などで殺されて、絶滅の危機に陥りました。
その後、 タスマニアデビルと同じく、 ディンゴがいないタスマニア島で
生き残っていましたが1936年に動物園で保護されて
いた最後の個体の死亡で絶滅したといわれています。
それ以降は目撃情報はあるものの確実な証拠はありません。

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