グラッパー

(イラスト / マダラ  )
分類 節足動物門・脊柱昆虫綱・四脚直翅目・有翅雑弁亜目・兎バッタ科
生息年代 2億年後
生息地域 北アメリカ
全長 30〜40cm
北部森林から北アメリカにかけて、広く分布している兎バッタ科に
おいて、もっとも繁栄したものの一種。
ヤマと同じく脊柱を発達させており、体躯はかなり巨大化している。
触覚の間に広がった皮膜は、主に空気振動を感知する為に使われ、
物音には臆病な程に敏感である。
状況に違和感があれば後肢と翅を躍動させ、一飛びで数十メートル
ジャンプすることもあり成体の生存率は意外に高い。
反面、未成熟の個体は淘汰されやすく、生態系の下位を満たすこと
に貢献しており、 ティタノセラス レウスリザートの餌食になる
ことも多い。
草食に傾向した雑食性で、子育て等のエネルギーを要する時期に
なると、屍肉や、更に小型の昆虫等を食べることもある。
現代の草食動物のように群れて行動することが多いが、
明確なリーダーは無く、同じ群れでも血の繋がっていない親が子供を
助ける等の行動はまず見られない。
数十年単位で異常発生することがあり、数十万の群れとなり一定以上
の大きさの動くものに襲い掛かる。
この時ばかりは大型の肉食生物との立場が逆転し、群れが進む先は
死の荒野と化す。この異常な群れは例外無く内陸の砂漠地帯に進み、
自殺同然に自ら数を減少させて、ニッチを正常に戻す。

(解説 / マダラ )




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