ダルマザメ
  学名(Isistius brasiliensis ) 英名(Cookie-cutter shark ) 

分類 魚類・軟骨魚綱・板鰓亜綱・ツノザメ目・ヨロイザメ科
生息地域 熱帯、亜熱帯海域の水深1000m以深の深海
全長 30〜50cm
水深1000以下の深海に生息していますが、夜になると獲物を求めて
浅い水深に上がってきます。イカなどを常食としますが、30cmほどの
小型のサメながら、 マグロイルカクジラなど自分よりもはるかに
大きな獲物を襲うこともあります。大きな獲物を生きたまま、体表に噛みつき、
体を回転させて、えぐるようにその肉をはぎとって食べます。
そのため獲物は体表面に半球形に窪んだ独特の傷跡がつきます。
襲われた大型の獲物は致命傷にまでには至らないため、このような捕食行動は
エサを枯渇させることがなく、生存において、たいへん有効な戦略のようです。




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