アーケロン
 属名(Archelon ) 中国名(帝亀)

分類 爬虫類・カメ目・プロトステガ科
生息年代 白亜紀後期
生息地域 北アメリカの内海
全長 370cm
巨大なウミガメで、前ビレを広げた全幅は5mにもおよびました。
甲羅は硬い骨板で覆われていたのではなく、背骨から傘の骨が
伸びたような肋骨の上にやわらかい皮状が覆い被さった 軽量の甲羅でした。
白亜紀後期の北アメリカには内海があり、この内海によって
北アメリカ大陸は東西に分断されていました。この内海には
ニコルセミスなどたくさんの種類のウミガメがいて、その中でも
アーケロンはもっとも大型です。
化石はその内海であった場所しか発見されていないため、
当時のウミガメは遠洋を回遊する習性がなかったのではないか
と考えられています。

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アーケロンと史上最大のカメの座を争う巨大淡水ガメは⇒ ストゥペンデミス

ブログ記事(カメの特異性について)




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