ズボック | |
( イラスト / 川崎悟司 ) |
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分類 | 昆虫綱・甲虫目・オサムシ亜目・ズボック科 |
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生息年代 | 2億年後 |
生息地域 | 浅瀬 |
全長 | 25cm |
ズボックとは
両生類人の言葉で「ズ(巨大)+ボック(ミジンコ)」 という意味で、その姿から名付けられたが、本種の祖先はミジンコでは なく、水生昆虫であるガムシやゲンゴロウだといわれ、海に進出した 数少ない昆虫の仲間である。 海に生息する昆虫であるが、地上にも現れ、 ランダーエイピートル と同じく二足歩行する昆虫として知られている。 一見、昆虫でありながら4本肢に見えるが、前肢と後足は発達し、 中肢が小さいためである。 前肢の先には鋭い爪があり、主に獲物を掴む捕食に用いられ、 後肢は地上を直立歩行する歩脚としての役割をもっている。 常に群れで行動をし、目の下にある発光器を点滅させるなどで、 仲間との高度なコミュニケーションをとっているといわれる。 大抵の個体は鮮やかな青色の外殻を持つが、、まれに赤色のもの も現れ、赤色の個体は肉食傾向が強く、同種とは思えないほど 異様に活発に行動することでよく知られ、泳ぐスピードは 通常の3倍だともいわれている。 ( 解説 / 川崎悟司 )
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