レミングトノケタス  学名(Remingtonocetus 
分類 哺乳類・クジラ偶蹄目・原クジラ亜目・レミングトケタス科
生息時代 第三紀前期(始新世中期)
生息地域 パキスタン、インド
全長
初期に現れたクジラ類で、クジラには見えませんが、クジラの
特徴である三半規管の縮小が見られる動物です。
三半規管とはバランス感覚を司る器官で、このレミングトケタスは
陸上での行動は難しく、水中で素早く回転しながら泳ぐことに
適した動物であり、陸上生活と決別した初期のクジラと考えられています。
また歯の化石の分析から、生活のほとんどを海水域で過ごし、エサを食べ
時には淡水域にも出入りしていたことがわかり、そこで水を飲んだり
休んだり、子を産んでいたのではないかといわれています。
このレミングトノケタスはレミングトノケタスの模式属で
その他に クッチケタス属、アンドレウシフィウス属、ダラニステス属、
アットクキケタス属の5属が知られています。

ブログ記事(クジラの祖先は陸上出産)

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