ラッコチョウ

(イラスト / 川崎悟司  )
分類 鳥類・ペラゴルニス目・ラッコチョウ科
生息年代 1億年後
生息地域 海(南極沿岸)
全長 100〜120cm
ペンギンを先祖とする海生鳥類の生き残りの一つで、
現代の ラッコのニッチに収まった生物です。
姿形もラッコと瓜二つに収斂進化し、二枚貝や甲殻類を
好んで食べます。
小柄な身体とは裏腹に大食漢なのもラッコ譲りで、
一日に自重の半分近くにも相当する餌を平らげてしまいます。
貝殻や甲羅を割る際には翼で固定し、嘴に咥えた石を叩き付け
たりと、この時代では数少ない道具を使う生物でもあります。
体表は二層構造の羽毛で覆われており、外側の羽毛が水を弾き、
内側の羽毛の間に空気を溜め込む事で断熱と浮力の増加
を図っています。

(解説 / 孔明 )

恐竜 化石
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