プロガノケリス 学名(Proganochelys quenstedtii ) | |
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分類 | 爬虫類・カメ目・プロガノケリス科 |
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生息年代 | 三畳紀後期 |
生息地域 | ヨーロッパ(ドイツ、グリーンランド) |
甲長 | 50cm |
カメ類は三畳紀になってから現れました。 このプロガノケリスもこの時代に生息していた原始的なカメ のひとつです。また肢の構造からリクガメの一種とされています。 すでにこの頃はカメ類独特の甲羅は完成しており、 見た目だけでは現生のカメとさほど変らないと思われます。 しかしこのプロガノケリスよりも1000万年ほど古い オドントケリスという最古のカメは背甲が不完全だったようです。 プロガノケリスの原始的な特徴は首の骨には側方に肋骨が残っており、 関節の柔軟性がないため、頭を甲羅の中に引っ込めることが できないとされています。また歯があり、小耳骨が大きいこと から聴覚機能は不完全で全身で振動をキャッチしていたと考え られています。 |
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