マチカネワニ  学名(Toyotamaphimeia machikanensis )

分類 爬虫類・ワニ目・クロコダイル科・トミストマ亜科
生息年代 第四紀後期
生息地域 日本
体長 7〜8m
大阪府豊中市の待兼山(大阪大学理学部構内)で化石が発見
されたことから「マチカネワニ」と呼ばれています。尾椎を
のぞく全身の骨が発見されました。
マチカネワニのいた約40万年前はちょうど第一間氷期で現代よりも温暖
な気侯だったといわれ、ナウマンゾウ などがいました。
川にはこのマチカネワニが生息し、細長い口吻で魚などの獲物
を捕らえていました。体長8mのかなりの大型のワニで、これは
現生のワニでいうなら、世界最大級です。
発見された当初は東南アジアに分布しているマレーガビアル
近い種といわれていましたが、まったく別のグループのワニで
あるという説もだされています。
マチカネワニは背中に並ぶ鱗板骨が他のワニのように正方形の形
ではなく、左右に長い長方形をしており、陵がなくて平らに
なっていることが特有の特徴です。

恐竜 化石
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