イクチオステガ
 属名(Ichthyostega ) 中国名(魚石螈)


↑ 最初に陸上に進出した脊椎動物として有名なイクチオステガだが、
  ほぼ水中で過ごしていたと考えられている

分類
Classification
両生類・迷歯亜綱・イクチオステガ目
Amphibia, Labyrinthodontia, Ichthyostegalia
生息年代
Fossil range
デボン紀後期
Late Devonian
生息地域
Habitat
グリーンランド
Greenland
全長 Body length 1m
最初に陸にあがったとされる脊椎動物の1つで有名です。
地上では直接、重力を受けるためイクチオステガの湾曲した
幅広い肋骨はそれらから内臓を守り、体を支えました。
近い仲間である アカントステガ と同じように、4本の足とその指を
もっていますが、指は7本と多く、櫂の形をなしており、
陸を歩くにはあまり適していなかったといわれています。
この足は水草などをよじ登るのに役立ち、地上には上がるものの、
ほぼ水中を過ごしたと考えられます。

Ichthyostega was known as one of the first vertebrates moving on land.
Ichthyostega's wide curved rib protected their internal organs from
the gravity on land and provided support for the body.
It had four legs with digits much like Acanthostega,
but had seven digits and functioned more like paddles than legs for walking.
Although the legs allowed it to climb waterweed and move on to the land,
it probably spent most of its time in the water.


イクチオステガの後肢。大小7本の指があります。
前肢の指の本数は不明です。
Ichthyostega's rear leg. It has seven digits of varying size.
It is unknown for the digits of the front legs.

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