ヒッピディオン  属名(Hippidion

分類
Classification
哺乳類・奇蹄目・ウマ科
Mammalia, Perissodactyla, Equidae
生息年代
Fossil range
第四紀・更新世(200万〜8000年前)
Quatemary・Pleistocene
生息地域
Habitat
南アメリカ
South America
全長 1,5m(肩高)
8000年ほど前までに南米で生息していたウマの仲間です。
他のウマとは違い、鼻筋の骨がせり上がり、鼻孔が目の近くにある
などの変わった顔つきをしており、 バクのように柔軟な唇をもって、
木の葉を食べていた葉食性と見られています。
森林減少、草原拡大していく環境に合わせるようにウマの仲間は
イネ科植物を主食とする草食性にシフトしていくなか、本種は異例な
存在といえます。変わり種のウマであるため、現在の家畜のウマや
シマウマ などのエクウス属とは違うヒッピディオン属とされていました
が、遺伝子の研究で家畜のウマとヒッピディオンはシマウマよりも
近い関係にあることがわかりました。


エクウス属(ウマなど)とヒッピディオンの頭骨




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