フォレストドワーフ

(イラスト原案 / アタワルパ  )
(イラスト / 川崎悟司  )
分類 哺乳類・偶蹄目・猪豚亜目・アナブタ科
生息年代 5000万年後
生息地域 オーストラリア・南極の森林地帯
全長 40cm
この動物は一億年前、オーストラリアでたくさん増え、問題となっていた
再野生化豚(いわゆる野ブタ)が進化したものである。
家畜として改良された彼らがなぜ一億年も繁栄したのかが不思議なところだが、
人間が フクロオオカミ(タスマニアタイガー)を滅ぼしてしまったため
オーストラリアにはブタを倒して食えるほどの猛獣がいなかったことが原因だ。
が、他の動物たちが進化して強力な捕食者が現れるにつれて物騒な陸上
は歩けなくなった。そこで彼らは地下生活の道を選んだ。
前足の蹄は一本の太いピッケルのようになり、足は極端に短く、
胴は長めに進化した。穴を見つけるとそこを住処とするが、なかに他の
フォレストドワーフ達がいてもお構い無しに入っていく。同じ穴に住んで
いても群れはなくリーダーもいない。それぞれが自由気ままに生活する。
嗅覚が大変優れていて敵の匂いを嗅ぎ取るとその場で穴を掘り集落まで逃げる。

(解説 / アタワルパ )




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