エピオルニス  属名(Aepyornis )

分類 鳥類・エピオルニス目・エピオルニス科
生息年代 第四紀(1840年頃に絶滅)
生息地域 アフリカ(マダガスカル)
頭までの高さ 3m
「千夜一夜(アラビアンナイト)」に出てくる巨大な鳥・ロック鳥
のモデルといわれているのが、このエピオルニスです。またの名を
象鳥(エレファントバード)とよばれ、体重500kgもあるという巨大な鳥は
森林のなかの開けた場所で、群れで生活していました。
おもに、イチゴ類や草の根、木の葉や小枝などを食べる草食性の鳥
です。1642年にエピオルニスが生息するマダガスカルが
フランスの植民地になってから、その存在がヨーロッパに広く知ら
れるようになりました。それから森林を切り開いたり、人間に食べ
られたりしながら、絶滅の道を歩んだといわれますが、くわしい
ことはわかっていません。
マダガスカルの大学で保管されたエピオルニスの骨をDNA分析した
結果、その遺伝情報の特徴から、ニュージーランドに生息する
キーウィにもっとも近縁であることがわかりました。
エピオルニスという名前は「もっとも背の高い鳥」という意味ですが
史上もっとも背の高い鳥は ジャイアントモアで 頭までの高さは
360cmもありました。成人男性の2倍です。

ブログ(巨大動物列伝3〜鳥類編)




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