ドリコリンコプス  属名(Dolichorhynchops 
分類 爬虫類・広弓亜綱・鰭竜上目・長頸竜目・ポリコティルス科
生息時代 白亜紀後期
生息地域 海(アメリカ)
全長 3〜5m
白亜紀の海では ステノプテリギウスなどの魚竜の姿が
見られなくなり、魚竜の生態的地位(ニッチ)の空白に
入り込んだのが、ドリコリンコプスという首長竜です。
このドリコリンコプスは魚竜のような細長い吻部をもって
おり、イカや魚を捕らえて食べたと言われています。
また天敵は ティロサウルスなどの大型海生爬虫類で
ティロサウルスの化石から幼いドリコリンコプスの化石が
発見されています。
ドリコリンコプスの化石からも胎児の化石は発見されており、
これで卵を産まず、胎児を出産する胎生であったことが
わかりました。

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