ディプロトドン
 属名(Diprotodon ) 中国名(双門歯獣)

分類 哺乳類・有袋目・ディプロトドン科
生息年代 第四紀
生息地域 オーストラリア
体長 300〜330cm
有袋目の中では史上最大の動物。 ウォンバット クマを合わせ
サイのように巨体にした動物で、体や四肢は頑丈でしっかり
していました。その巨体から、ウォンバットと同じく後ろ向きに
開いた育児嚢は大人ひとりが入るほどの大きさといわれています。
草食動物で動きは鈍く、おとなしい性格だった
と考えられています。 カバのように水陸両生だった
といわれてましたが、乾燥した環境で保存された骨格が発見
されています。よく目立つのが巨大な鼻で乾燥したホコリっぽい
空気を吸うのに役立ったと考えられ、中にはゾウのような
鼻を持っていたと考える専門家もいます。
ディプロトドンの絶滅した時期ははっきりしませんが
人類がオーストラリアに到来しはじめた頃の4万7000年前か
遅くとも3万年前あたりといわれています。いずれにしても人類の
オーストラリア到来が深く関わっていたとみられています。




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