ディノケイルス
 学名(Deinocheirus mirificus ) 中国名(恐手龍)

分類 恐竜・竜盤目・獣脚亜目・オルニトミモサウルス下目
生息年代 白亜紀後期
生息地域 モンゴル
全長 11m
7000万年前に生息した恐竜。当初はモンゴルで長さ240cm
にもなる腕(前足)しか発見されていませんでした。その腕には
巨大な鉤爪(かぎつめ)があり、骨の構造は ストルティオミムスなど
のオルニトミモサウルス類(ダチョウ型恐竜)に似ています。
オルニトミムスの腕の長さと全長の比率をもとに、
このディノケイルスの巨大な腕から全長を割り出すと
12mもの巨大なダチョウ恐竜になります。
このように体型やくらしぶりは謎につつまれた恐竜でしたが、
2006年と2009年に新たに胴体部分の化石が発見され、
オルニトミモサウルス類の恐竜と確定し、その体の大きさは
全長11m、直立時の全高は5mにもなったといわれています。
また脊椎骨を分析した結果、 スピノサウルスオウラノサウルス
のように背中に帆のような背ビレがあった可能性が示唆
されています。

ブログ記事(ディノケイルス〜謎の巨腕〜)




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