アリカント

( イラスト / 超大陸 )
分類 鳥類・タカ目・コンドル科
生息年代 500万年後
生息地域 南アメリカ
全長 5m
現在の コンドルを祖先とする巨鳥。元々肉食性だったが、巨大化する
につれて草食性となり、主に樹木の葉や実など高い位置にある植物を
食べるようになりました。
獲物を捕らえるために発達した腕も、現在は植物をたぐりよせるため
に使っています。
また、本種は動きが緩慢なため、身体を装甲で覆って身を守るように
なりました。装甲には鉄分が大量に含まれており、装甲の強度を
上げています。装甲の色が赤茶色っぽく見えるのは鉄分の色によるものです。
上の個体はオスで、頭に赤いとさかを持っています。繁殖期には、
これでメスに求愛します。
アリカントの名の由来は、南米チリに伝わる、金銀を食らう
飛べない鳥から来ています。

( 解説 / 超大陸 )




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