コンドル(アンデスコンドル)
 学名(Vultur gryphus ) 英名(Andean Condor )
分類 鳥類・タカ目・コンドル科
生息地域 南アメリカ(アンデス山脈)
翼開長 320cm
翼を広げると3m以上になる飛ぶ鳥類では最大級の鳥です。
体重が13kgもあるため翼の面積はかなり広くなっています。
羽ばたいて飛行することが苦手で、上昇気流に乗って長時間
羽ばたかずに飛ぶソアリング飛行をします。アンデス山脈の
ような高山に生息しているのも、平面から飛び立つことが
苦手なので高い場所から飛び立ち滑空できるためです。
主に野生動物や家畜の死骸を食べる腐肉食者で上空から
発達した嗅覚でエサである死骸を捜します。
コンドル類は猛禽類であるワシやタカの仲間とされてきましたが、
近年のDNA分析の結果、 コウノトリに近縁であることが
わかりました。またその後の分類研究で、やはりタカ類に近縁という
報告も発表されており、コンドル科を独立目(コンドル目)とする
分類案も提案されています。

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