アナグラガニ | |
(イラスト原案 / Yddit ) (イラスト / 川崎悟司 ) |
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分類 | 節足動物門・甲殻綱・十脚目・チチュウガニ科 |
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生息年代 | 2億年後 |
生息地域 | アジア |
甲長 | 10cm |
穴居性に特化した陸生カニ類。 地中に棲む虫や植物の根・地下茎を食べる雑食性。 右のハサミは穴を掘るように進化し、左のハサミは餌をとらえる ために用いる。また、脚のうち、中央部の二対は土を後方に 押し出すため、シャベル状となっている。 眼はほぼ完全に退化しているが、背甲にかつて眼のあった亀裂があり、 ニシキソウゲンガニなど地上に棲む走行性のカニ類との類縁関係が窺われる。 視覚以外の感覚は発達しており、とりわけ触覚が鋭敏である。 体色は、長い地下生活ゆえに白い。しかし、実際の生息環境では表面に 土が付着してあまり白くは見えない。 (解説 / Yddit ) |
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