アホウドリ 学名(Diomedea albatrus ) | |
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分類 | 鳥類・ミズナギドリ目・アホウドリ科 |
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生息地域 | 北太平洋 |
翼開長 | 200〜230cm |
翼を広げると2mにもなる北半球最大の海鳥です。アホウドリの翼は とても細長い形をしており、これは空気の抵抗が少なく、長い距離を 羽ばたかないで飛ぶのに適しています。アホウドリは海面から離れた 高いところの強い風から海面近くの低いところの弱い風へ滑空する 海面上の風の強さの差を利用した「ダイナミック・ソアリング」という 飛行方法をします。滑空で得た勢いで再び高いところへ舞い上がり、 長時間、羽ばたかないで飛び続けることができます。 飛びながら、イカや魚、エビなどを捕らえて食べ、数年に1回の繁殖で 伊豆諸島鳥島と尖閣列島南小島の2ヶ所で繁殖する日本固有種です。 鳥島では350〜400羽、尖閣列島では50羽しかいないと推定され、 アホウドリ類の中でも最も生息数が少なく、世界的な希少種で 特別天然記念物にも指定されています。
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