アーケオプテリス  属名(Archaeopteris

分類
Classification
植物・前裸子植物門・アーケオプテリス目・アーケオプテリス科
Plantae, Progymnospermophyta, Archaeopteridales, Archaeopteridaceae
生息年代
Fossil range
デボン紀中期〜石炭紀前期
Late Devonian 〜 Early Carboniferous
生息地域
Habitat
世界各地
all over the world
高さ 8m
おおよそ3億8000万年前に群生していた高さ8m、その太さ1,5m
という高い幹をもち、広がりのある枝をもつ植物。いわゆる、地球で
はじめて現れた最初の「木」といわれ、地球規模で森林を形成した植物です。
見た目が現在の針葉樹に似ていますが、シダ植物のうち、原裸子植物に分類
されている植物です。
化石が発見された当時は葉の化石が鳥の羽のような外観から「古代の翼」という
意味のアーケオプテリスと名付けられ、背の低いシダ植物と思われていましたが、
化石で茎の部分だけ知られていた裸子植物のカリキシロン(Callixylon)と
同じ植物ということがわかり、アーケオプテリスは高い幹をもったシダ植物で
あることがわかりました。
ちなみに「古代の翼」という意味をもつ「始祖鳥(Archaeopteryx)」と
似た名称です。




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