ランドクレイン

(イラスト / 川崎悟司  )
分類 鳥類・ツル目・四足ツル科
生息年代 500万年後
生息地域 東南アジア
全長 5〜7m
渡りの習性を持つツルは寒冷化に伴って越冬地を南へと移動させて
行き、かつてのインドシナ半島やマレー半島にまで飛来する様になり、
中にはそのまま地上に定着する個体も現れ出しました。
この生物は南方に進出したツルを先祖とする植物食の四足歩行鳥類で、
四肢と首が異様にひょろ長いその姿は現代のキリンを思わせます。
アフリカ、南米同様に東南アジアが草原化していく中で、
高い木々に首を伸ばし、より多くの木の葉を得ようとした結果と
考えられます。
視点が高い為捕食者の姿を見つけ易く、長い肢のお陰で逃げ足も
そこそこ速いですが、非常に華奢な体付きをしている為、下手を
すれば一撃で斃されてしまう事もあります。
一夫一婦のカップルは一生変わるが事無く、片方が死ぬと
もう片方も後を追う様に早死にしてしまう夫婦愛の強い鳥です。

(解説 / 孔明 )

ブログ(陸上四足歩行鳥類)

恐竜 化石
ティラノサウルス・恐竜なら化石セブン




★このページは「古世界の住人」の一部です。
検索などで来られた方は トップページへどうぞ。