フクケモノ

(イラスト / 川崎悟司  )
分類 鳥類・フクロウ目・フクケモノ科
生息年代 500万年後
生息地域 アジア
全長 50〜200cm
フクロウから進化し、 現生のナマケモノのニッチに
入った特殊な4足歩行鳥類。
その姿はナマケモノの身体にフクロウの頭が乗っかった風。
大木の上で日がな一日ぶら下がってジッとしており、頭だけ
エクソシストのようにクルクル回る。
雑食で主に周囲の小さな木の実や木の芽を食べるが、先祖が
持っていた強力なカギ爪が後ろ足に残っており、ふた股に別れた
4本指で反射的に枝を通りかかった小動物を捕まえて食べたりもする。
フクケモノとはフクロウ+ナマケモノであるが、腕となった
翼の残痕羽でよく顔を拭くので「拭く獣」でもある。
アジアには大型で1本爪のヒトユビフクケモノがおり、
アメリカ大陸には北に中型で2本爪のフタユビフクケモノが、
南アメリカには小型で3本指のミツユビフクケモノがいる。
それぞれ耳があったり身体の模様や眼の色が違ったりする。

(解説 / TENNS )

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