ヤドリギムシ

(イラスト原案 / 超大陸  )
(イラスト / 川崎悟司  )
分類 節足動物門・昆虫綱・半翅目・カイガラムシ科
生息年代 2億年後
生息地域 北アメリカ
全長 1m
一見植物に見えるこの物体は、農家の嫌われ者、
カイガラムシから進化した昆虫の集合体である。
彼らは寄生生物で主に針葉樹に寄生し、養分を得るが他にも
枝の表面付近に繁殖させている藻類からも養分を得ている。
そのため、ヤドリギムシは全体的に緑がかってている。
ある時期になると、ヤドリギムシは蜜を出し、穴が二つあるだけの
黄色い”花”を咲かせる。穴の中にはアブラムシそっくりなオスが
おり、蜜によってきた虫にしがみついて他のヤドリギムシがいる所
まで運んでもらい、そこで受精を行う役割を持つ。
”花”の時期が終わると”花”から赤い”実”がなる。
”実”の中にはねばねばした”果肉”と硬い殻で覆われた卵があり、
”実”を他の動物に食べさせることで卵を遠くへ運んでもらっている。

(解説 / 超大陸 )

恐竜 化石
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