ウインタテリウム  学名(Uintatherium anceps

分類 哺乳類・恐角目・ウィンタテリウム科
生息年代 古第三紀(始新世中期)
生息地域 北アメリカ
体長 330cm
1872年、北アメリカユタ州のウインタ山で化石が見つかった
ことから、この名前がつきました。ウインタテリウムは4900万年
〜4000万年前の哺乳類で、初期に現れたの大型哺乳類の
ひとつといえます。
水辺に住み、やわらかい植物を食べていたといわれています。
頭には6本の角が2列に並んでいて、上アゴには立派な牙を
もつといった武装された頭部をもっていますが、メスに比べて
オスの方が角は大きく、捕食者に対する武装というより、
オス同士の闘争に使われたというのが有力な説となっています。
サイのような動物ですが、サイとは類縁関係のない恐角類という
グループに属し、6本の角もサイの角のように毛がかたまったもの
ではなく、骨の突起からできています。




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