チョウチンアンコウ
 学名(Himantolophus groenlandicus

分類 魚類・硬骨魚綱・アンコウ目・チョウチンアンコウ科
生息地域 熱帯〜温帯域の水深800mの深海
体長 60cm(メス)、4cm(オス)
もっとも大きな特徴は、頭の上にある背ビレが変化した
提灯(ちょうちん)です。獲物の少ない深海で、この提灯の
先に青白い発光液を噴出し、発光させて獲物をおびき寄せて
捕食します。
メスは60cm、それに対しオスは4cm程度でメスに比べて
極端に小さいのも特徴です。
チョウチンアンコウの仲間はメスが大きく成長し、
オスは小さいままメスの体に寄生するものがいます。
オスはメスを見つけるとメスの体に噛み付き、メスの体に
頭から癒着し寄生します。
この寄生オスはメスから栄養をもらうことができるため、
目や歯、また腸まで退化し、精巣を発達させ、生殖のために
寄生します。生殖行動が終わるとオスはメスの体に同化します。
しかし、本種のチョウチンアンコウはオスはメスに寄生する
ことはありません。

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