トリゴニア  学名(Trigonia

分類
Classification
軟体動物門・二枚貝綱・サンカクガイ目・サンカクガイ科
Mollusca, Bivalve, Trigoniida, Trigoniidae
生息年代
Fossil range
三畳紀〜白亜紀
Triassic - Cretaceous
生息地域
Habitat
浅い海
Sea
全長
中生代の三畳紀から白亜紀の浅い海の砂底に生息した二枚貝の1つのグループです。
三角形に近い特徴的な殻をもつ海産二枚貝で、「三角貝」とも呼ばれ
ており、特にジュラ紀から白亜紀(2億年〜6500万年前)にかけて
たいへん栄えた二枚貝でしたが新生代に入ると急速に衰え、
現在ではオーストラリア近海にだけ知られて「生きた化石」といわれています。
1つの説によるとトリゴニアは他の二枚貝とちがい、水管を持たないため、
砂底に深くもぐりこむと呼吸できないため、天敵にねらわれやすいなど
生存に不利な点があったともいわれています。




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