トビズムカデ 学名(Scolopendra subspinipes mutilans ) |
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分類 | 節足動物門・唇脚綱・オオムカデ目・オオムカデ科 |
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生息地域 | アジア東部 |
体長 | 8〜15cm |
アジア東部に広く分布し、日本では最大級のムカデで、まれに長さ20cm に成長した個体もいます。ムカデは肉食性の虫で昆虫やネズミなどを 捕食します。寿命は5〜7年で節足動物では比較的長命です。 メスは80個ほどの卵を産み、体を丸めて卵を守り、卵にカビが生えないように 絶えず舐めて抱卵しますが、刺激や天敵などに襲われると抱卵行動を放棄して、 その卵を食べてしまいます。 頭部にあるアゴの牙(顎肢と呼ばれ、脚がアゴのように変化したもの)には 毒腺があり、強力な血球溶解作用(溶血性)を有する毒を持っています。 噛まれると、針で刺されたような鋭い痛みを感じ、腫れや痒みが出ます。 応急処置としてはムカデの毒は熱に弱いため、43〜46度のできるだけ 熱めのお湯で洗い流します。ムカデの毒に冷やす行為は厳禁といわれています。 またムカデはハチのように刺して毒を注入するようなやり方ではなく、 牙や脚で皮膚を傷つけて、そこに毒液を塗りつけるようなやり方なので 口で毒を吸いだすような行為も厳禁といわれています。 |
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