タンガクウナギ  学名(Monognathus boehlkei )  

分類 硬骨魚綱・フウセンウナギ目・タンガクウナギ科
生息地域 大西洋の水深2500〜5400mの深海
体長 5cm
体は小さく腹ビレや胸ビレはほぼ失い、目も小さく退化して
ミミズのような姿をした深海魚です。
もっとも大きな特徴は「単顎ウナギ」の名のとおり、上顎が
退化しており、下顎しかありません。このようなタンガクウナギ
は世界で15種ほど知られており、本種もその一種で
上顎がないものの、頭蓋の一部が変形して下の方に湾曲して
スパイク状になっています。これが1本の牙となって上顎の
役割をしているようです。これで自分の体の3分の1ほどの
大きなエビを捕えて呑み込んだ事例もあったようです。


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