ソレノドン   属名(Solenodon ) 

分類 哺乳類・モグラ目・トガリネズミ亜目・ソレノドン科
生息地域 西インド諸島(キューバ共和国、ハイチ、ドミニカ共和国)
体長 25〜30cm
カリブ海に浮かぶ西インド諸島の熱帯林に生息する固有種です。
熱帯林の地表で夜に活動しますが、木登りをすることもできます。
哺乳類としては珍しく、唾液に毒をもっており、この毒で
獲物を弱らせて、食べやすくしているといわれています。
原始的な食虫類(モグラ目)で、大昔からその姿を変えていない
生きた化石といわれていわれ、キューバソレノドン(S, cubanus)と
ハイチソレノドン(S, paradoxus)の2種が現存しています。
どちらの種も人為的に移入されたイヌやネコ、 マングースなどに
駆逐され、開発による生息地の減少から、その生息数は減らしており、
キューバソレノドン1890年代から1960年代まで確認例が
なかったため絶滅したと考えられていたが、1970年代に
再発見されました。


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