シチュアノベルス  学名(Sichuanobelus utatsuensis

分類
Classification
軟体動物門・鞘型亜綱・べレムナイト目・シノベレムニテス科
Mollusca, Cephalopoda, Coleoidea, Belemnoidea, Sinobelemnitidae
生息年代
Fossil range
ジュラ紀前期
Early Jurassic
生息地域
Habitat
海(日本)
Sea(Japan)
全長
ジュラ紀と白亜紀の海で繁栄したイカに似たべレムナイトの1種です。
化石は日本の宮城県南三陸町のジュラ紀初期、おおよそ2億年前の
地層で発見されました。
べレムナイト類はジュラ紀初期にヨーロッパ周辺(テチス海地域)で
誕生し、その後に各地の海に拡散していったといわれていましたが、
本種の発見により、すでに太平洋にもべレムナイトが生息していたこと
になります。また本種の発見がきっかけで中国の三畳紀後期の
2億3000万年前の地層からもべレムナイトの化石が発見されていた
ことがわかり、べレムナイトの起源は大きく遡ることになりました。


イカに似たべレムナイトですが、体内部に石灰質でできた円錐形の殻
があり、骨格のように体を支えていました。

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