サムライアリ
 学名(Polyergus samurai
分類 節足動物門・昆虫綱・ハチ目・アリ科
生息地域 日本(北海道、本州、四国、九州)
体長 7mm
もともと巣をつくらず、クロヤマアリの巣に女王アリが
入ってクロヤマアリの女王アリを殺して乗っ取り、
その巣の働きアリに卵を育ててもらう社会寄生種のアリです。
卵から孵ったサムライアリは時々群れをなしてクロヤマアリの
巣を襲い、クロヤマアリのサナギや幼虫を奪い去り、それらの
クロヤマアリの幼虫やサナギが成虫になると働きアリとして
奴隷にし、エサを調達させたり、幼虫を育てさせたり、
巣の増改築をさせたりし、サムライアリ自身は何もしません。
また巣から出入りすることはなく、クロヤマアリの巣との区別が
つきません。

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