リカオン(ハンティングドック)
 学名(Lycaon pictus
分類 哺乳類・食肉目・イヌ科
生息地域 サハラ砂漠以南のサバンナ
体長 75〜110cm
ハンティングドックと呼ばれるように、イヌ科の中では
最も肉食性が強く、めったに腐肉や捨肉を食べず、
狩りで得た肉しか食べない純肉食性です。
社会性の高い野生イヌで20匹の群れをつくり、多いときには
60匹もの大きな群れで生活し、子育ても協力し合って行います。
最近ではリカオンの現存数は5000匹と少なく、
60匹を達するような大きな群れは見られなくなりました。
現存数を減った理由は家畜を襲うという理由での人の迫害、
犬からの狂犬病の感染などが上げられていますが、
現存数の縮小で大きな群れをつくれなくなったリカオンは
ライオン や採餌時に集合性の高い ハイエナ などに餌を強奪
されることが多く、リカオンの生存に大きな影響を与えています。

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