レプトイド(ハチュウモドキ) | |
(イラスト / ひろうす ) |
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分類 | 哺乳類・擬似爬虫亜綱 |
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生息年代 | 2億年後 |
生息地域 | アジア、オーストラリア |
全長 | 20cm |
哺乳類の生存に不適な環境に対して、爬虫類型の外温性低代謝の 生活に適応し、ほぼ「爬虫類型哺乳類」といえるまでに進化した 哺乳類(もうほとんど違う生物ですが)です。元は地中性のげっ歯類で あったらしい。 完全な外温性に変わっており、皮膚は角質の固まった一種のウロコ で覆われ脳、筋肉、内蔵なども多くの機能を切り捨て、萎縮して 低代謝の省エネルギーの生活に対応しています。 その省エネはある意味で非常に進化しており 一年半以上も食事なしで生存可能なほど。 繁殖は厚い羊膜に包まれた栄養体と胎児を春に数体出産し、 胎児はそのまま地中で成長。秋に羊膜を破って「孵化」するという 「胎卵生」という擬似卵生繁殖をします。 口は歯が融合して一枚のクチバシになっており、これは生涯少しづつ 伸び続けます。植物や昆虫を食べる雑食性。寿命は100年以上。 (解説 / ひろうす ) |
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