ペルケタス  学名(Perucetus colossus

分類
Classification
哺乳類・クジラ偶蹄目・原クジラ亜目・バシロサウルス科
Mammalia Cetartiodactyla Archaeoceti Basilosauridae
生息年代
Fossil range
古第三紀・始新世
Paleogene Eocene
生息地域
Habitat
浅い海(ペルー)
全長 20m
おおよそ3700万年前に浅い海に生息していたみられる バシロサウルスの近縁な
古代クジラです。かなり重厚感ある骨が南米ペルーで発見され、このクジラの体重は
大きく見積もって300トンと推定されています。これは史上最大の動物といわれる
シロナガスクジラ (体重200トン)をしのぐ重さになりますが、60トンほどしか
ないという意見もあり、その推定値の幅が大きく実際の体重はわかりません。
海で獲物を追いかけたバシロサウルスとちがい、泳ぎはそれほど得意ではなく、
浅い海の海底で砂の中にいる甲殻類や貝類を食べていたと見られています。
歯や頭部の化石が見つかっていないので、食性について不明です。




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