パレオカリヌス  学名(Palaeocharinus rhyniensis

分類
Classification
節足動物門・鋏角亜門・クモ綱・ワレイタムシ目・パレオカリヌス科
Arthropoda, Chelicerata, Arachnida, Trigonotarbida, Palaeocharinidae
生息年代
Fossil range
デボン紀前期
Early Devonian
生息地域
Habitat
ヨーロッパ西部(スコットランド)
western Europe (Scotland)
全長 数mm
おおよそ4億年前に生息したクモ類に近縁とされる
「ワレイタムシ類」とよばれる絶滅したグループの小さな虫で、
クモ類とは糸を出すための器官がないことや、腹部が節で分かれている
などの違いがあります。
クモと同じく空気呼吸するため器官「書肺」をもっており、
この時代に早くから陸上に生息していた生き物だったようです。
リニア など初期の陸生植物化石が多産するスコットランドのライニーチャート
から産出されており、これらの植物の下で地を這い生きていたようです。


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