パペック | |
パペックの亜種オオウミビーバー(左)とオオウミダヌキ(右)
(イラスト原案 / ブラックドラ ) |
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分類 | 哺乳類・翼手目・パペック科 |
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生息年代 | 5000万年後 |
生息地域 | オーストラリアの海岸 |
全長 | 1m |
ペンギンの子孫である
ローレライや
デルフィソルニスなど ペラゴルニス類が海中に一生を過ごすようになり、陸上に姿を 見せなくなった頃、ペンギンのニッチに入り込んだのが コウモリの子孫である。 彼らはペンギンのように空と飛ぶことを捨て、水中生活に適応した ミズオオコウモリ科のグループである。 このパペックは防寒のため皮下脂肪が厚くつき、体温を保ちやすく、 体は祖先のコウモリよりかなり大きくなった。 滑り易い所や坂道ではアザラシのように腹をつけて滑って移動する。 鳥類であるペンギン程の垂直二足歩行の能力は無く、 立ち姿はプレーリードッグに近い。尾を地面に着け、 座っている事が多い。パペックは集団で生活し、一番大きいオスが リーダーだ。そのオスが死ぬとそのオス以外の一番大きいオスが リーダーになる。ペンギンと同じく家族愛があり、子供は必死で守る。 餌の魚をとりに行くのはオスの仕事でメスは子守をする。 オスは4日に一度帰って来てメスに餌を分け、今度はメスが子供に 餌を分ける。ときどき ホビット達が航海に出る時に食料として 利用されることがある。 (解説 / ブラックドラ ) |
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