パンケーキアリ | |
(イラスト / ※ポロリ※ ) |
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分類 | 節足動物門・昆虫綱・膜翅目・フクロアリ科 |
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生息年代 | 2億年後 |
生息地域 | アフリカ |
全長 | 女王アリは2m、子アリは1cm |
女王蟻の腹部の9割が巣になっており、多い時期は 20万匹もの子蟻が暮らしている。女王蟻は普段地中 に生息しており、大きな前足で砂を掘り進む。 目は殆ど機能していない代わりに、細かい触覚部分で 前方の様子を探る。腹部の上に巣穴が開いていて、 その部分を普段は地面に露出させており、そこから子蟻は 出入りをしている。栄養補給の方法は、口は成長過程で 退化する為、体内の器官に直接栄養を溶かしたゼリー状 の物質を運んでもらっている。 雨が長く降らない場合は地中奥深くにもぐり、保存された 食料で暮らす。もしも保存が消費されきった場合は、兵隊蟻、 外働き蟻、世話蟻、女王蟻の順に身を削っていく。 乾期を乗り切れたら、雨の降り終わった地面に再び戻り、 10cm程の次期女王蟻数匹と、やや小振りなオス蟻数十匹の 羽蟻を飛び立たせる。次期女王蟻はある程度の距離で羽を 落とし、多くのオス蟻の運ぶ餌で更に大きくなり、 腹部や前足を大きくする。その内の1匹とツガイを作り、 初めの子蟻達をオス蟻に育てさせ、数十匹に増えた時点で オス蟻の嫌がるフェロモンを出し外に追い出す。 その後地面に潜り、体を2mまで育てていく。 (解説 / ※ポロリ※ ) |