オヨギカシパン

( イラスト / オパビニマニアJ )
分類 棘皮動物門・ウニ綱・ネオクリペアステル目・オヨギカシパン科
生息年代 5000万年後
生息地域 アジアの海
全長 5cm
オヨギカシパンは、泳ぐ能力を獲得した不正形ウニ類である。
ただ、完全に遊泳形態へ進化しているわけではなく、普段は
砂に半分隠れるように暮らしながら、餌を採る際だけ遊泳を行う。
泳ぐ際は上下裏返しとなり、ヒレ状に変化した6対の管足を
使って移動する。
口は前方に向けて開いた状態であり、周りの小さな管足を
使って、海中を漂う小さな有機質を食べている。
棘はかなり短く退化しているが、このような稚拙な泳ぎで
あっても捕食されないのは、この棘にかなり強力な毒が
含まれているからである。

( 解説 / オパビニマニアJ )

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