オウギハクジラ
 学名(Mesoplodon stejnegeri )英名(Stejneger's Beaked Whale )
分類 哺乳類・クジラ目・ハクジラ亜目・アカボウクジラ科・トックリクジラ亜科
生息地域 北太平洋
全長 5m
ほとんどの歯は退化しており、1対の歯しか見られません。
成熟したオスは一対の歯が大きく発達し、口から露出して
います。またその歯の形からオウギハクジラ(扇歯鯨)と
呼ばれるようになりました。
成熟したオスの体にはこの歯による線状の傷がみられ、
歯は繁殖期にオス同士で闘争する時に使われると考えられています。
このオウギハクジラは1885年からその存在が知られていましたが、
その姿や生態は不明のままです。1994年損傷の少ない漂着した
死体から詳細な姿がわかりましたが、生きた姿はほとんど確認されて
おらず、生態はほとんど知られていません。

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