オオクチホシエソ
 学名(Malacosteus niger )英名(Stoplight Loosejau )中国名(黒軟顎魚)

分類 魚類・硬骨魚綱・ワニトカゲギス目・ホウキボシエソ科
生息地域 大西洋、インド洋の水深500〜2000mの深海
全長 22cm
英語でルーズな顎(Loosejau)といわれ、その大きな顎は
フレームだけの底抜けた顎が特徴です。これは
獲物をすばやく襲うとき、開いた大きな口が水の抵抗を
受けないためといわれています。
目の下の発光器は深海にほとんどない赤色の光で、
他のほとんどの深海魚は赤い光を感じませんが、
本種は赤い光を感知でき、これにより、赤い光で獲物を
照らし、気付かれずに捕食することができます。
またクロロフィル(葉緑素)をもつ魚として知られ、
このクロロフィルをもつ細菌と発光バクテリアが共生する
ことで赤い光を放つことができると考えられています。

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