オオヒキガエル 学名(Bufo marinus )英名( Cane toadまたはMarine toad )中国名(海蟾蜍) |
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分類 | 両生類・無尾目(カエル目)・ヒキガエル科 |
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生息地域 |
北アメリカ南部〜南アメリカ北部に自然分布 オーストラリア、インドネシア、ソロモン諸島など環太平洋地帯に移入 |
全長 | 9〜15cm(最大24cm) |
ヒキガエル科の中では最大種です。 目の後ろにある耳腺と呼ばれる発達した毒腺があり、外敵などの 危険を感じるとそこから強い毒をにじませて出します。 普通、両生類は浸透圧の関係から海水に弱いグループですが、 このオオヒキガエルは河口や海岸でも見かけることが多く 海水に対する耐性が強いことで知られ、学名は「海のヒキガエル」 という意味で、英語ではマリントード(Marine toad)と呼ばれています。 メスは年2回、1回につき8000〜3万5000個の卵を産みます。 また生まれた子供も毒をもっています。 サトウキビ畑の害虫駆除のために環太平洋の諸国に移入されたものの 繁殖力が強さ、有毒で天敵がいないために爆発的に数を増やし、 自然生態系に悪影響を及ぼす外来種問題として知られています
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