オニシロアリゲラ (ガロピクス・ミュルメコファガ ) | |
(イラスト / 中華的熊猫 ) |
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分類 | 鳥綱・キツツキ目・シロアリゲラ科 |
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生息年代 | 500万年後 |
生息地域 | 北アメリカの砂漠地帯 |
全長 | 80cm |
樹上性のキツツキ類が、森林の後退、草原や砂漠の拡大に伴い、 地上での生活に適応・シロアリ食に進化した鳥類。 体型は嘗てのキツツキ類よりも寧ろロードランナー等の 地上性カッコウ類に似ており、地上を速く走る事が出来る (時速40kmに及ぶ)。 キツツキ譲りの頑丈な嘴と鋭い爪でシロアリの塚を破壊し、 長い舌を用いて驚くべき速さでシロアリをなめ取る。 地上性のハチ類やその幼虫なども食べる。 天敵(地上性及び空中から襲う様々な猛禽類)に出くわすと尾羽を 大きく広げ、自分の体を大きく見せて相手を驚かす。 それでも怯まない敵には嘴による猛烈な突付き攻撃で撃退する。 一夫一婦制で、潅木の茂みなどに枯草を敷いて粗末な巣を作り、 ひと腹5〜12個のタマゴを産卵。抱卵・育雛はメスの仕事で、 オスはメスが育児に専念する間縄張りをわざと目立つように 歩き回って捕食者の注意をひき、メスと子供を守る。 (解説 / 中華的熊猫 ) |