オニコニクテリス 学名(Onychonycteris finneyi ) | |
分類 | 哺乳類・翼手目・オニコニクテリス科 |
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生息年代 | 古第三紀始新世初期 |
生息地域 | 北アメリカ |
翼開張 | 30cm |
始新世初期の5200万年前に生息した原始的なコウモリで、 コウモリの仲間としては最古のものといわれています。 (本種が発見される前は イカロニクテリスが最古といわれていました) すべての指に発達した鉤爪をもっていることから 「Onychonycteris(爪の生えたコウモリ)」と名づけられました。 現在のほとんどのコウモリが超音波を発し、聞き取ることが できますが、このオニコニクテリスは内耳の蝸牛が未発達なため 超音波を使わずに虫などの獲物をさがしていたといわれています。 2003年アメリカのワイオミング州でこのコウモリの化石種が 発見されたことにより、コウモリの進化の過程において、 超音波を使うよりも翼の進化が先だったことを裏付ける結果に なりました。 |
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