ヌートリア 学名(Myocastor coypus ) 英名( Coypu ) |
|
分類 | 哺乳類・ネズミ目(齧歯目)・ヤマアラシ亜目・ヌートリア科 |
---|---|
生息地域 | 南アメリカ原産。北米、ヨーロッパ、アジアで帰化して分布 |
体長 | 40〜60cm |
大型のネズミ類で、川や沼などに生息する半水生のネズミです。 水辺の生活に適応しており、後足には水掻きがあり、5分以上 潜水することもできる。また水上でも授乳できるよう、 乳首は背中寄りについている。 季節を問わず、1年に2,3回ほど出産し、1度に平均5匹ほど 子供を産みます。子供は十分に発達してから産まれるため、 生後わずか1日後に泳げるようになり、3日目には自分で エサを摂り始めます。また半年くらいに性成熟します。 ヌートリアは育てやすく上質な毛皮がとれるため、 第二次世界大戦の頃に軍隊の防寒服用として世界各国で 飼育され、日本でも4万匹が飼育されました。 大戦後、毛皮需要がなくなり、飼育されたヌートリアは放逐され その子孫がヨーロッパやアジア、北米などの各地で定着し 野生化しています。
|
★このページは「古世界の住人」の一部です。
検索などで来られた方は
トップページへどうぞ。